風の歌声

ピダム&男前を愛する管理人の萌えブログです♪

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SSS私のピダム 天の川


皆様、こんばんは~(^-^)/

今朝方は心配をお掛けして申し訳ありませんでした(^-^ゞ

思っていたよりも体力の消耗も少なく、既に完全復活致しました~(^^)v

バッゲージも色々詰め込んで宅配便に持っていって貰ったので…後はパスポートを忘れずに携帯し空港にGO~

ナムギルの待つ(笑)韓国出発まで残すところ、1日ちょっととなりました!(←冗談ですから、此処に突っ込み入れないで下さいね~(*^^*)


天使のM様の拍手コメントから生まれた「SSS私のピダム 天の川」が書き上がりました!

「七夕-星の宮-」の続きです♪

宜しかったら続きをポチっとしてお読みになって下さいね~o(^o^)o













『七夕』の夜。

ピダムと甘やかな一時を過ごし、煌めく星ぼしの褥で眠りに着いた…

その夜、ピダムに抱かれたまま…星の褥で目覚めると

目の前に真っ白な礼服を着て大輪の薔薇(そうび)の微笑みを讃えた「璽主」がいた。


「トンマン、久方ぶりだ…」


「璽主…」


「元気にやっているようだな…」


「…」


「どうした?驚いているのか?」


「はい、正直…少し驚いています」


ミシルは柔らかく微笑みながら


「それは当然だ!私は既にこの世には存在しないからな。だが、此処はこの世で私の心の拠り所になっていた場所。まだ私の想いが残っているようだ。暫く私に付き合え…」

女王もにっこりと微笑みながら


「はい、璽主。私も久方ぶりに璽主とお話が出来て嬉しい限りです」


ミシルは片方の眉を上げながら


「して、トンマン。何故早くピダムの子を産まないのだ?」


あまりに単刀直入なミシルの言葉に女王は答えに詰まってしまった。


「それは、その…」


もごもごと女王らしからぬ態度をして、布団の端を握りしめていると隣に寝ているピダムが目を開けた。


「陛下、先程から何方と話をされておられるのですか?」


不思議そうに女王を見ながら、その向こうにミシルの姿を見つけると…ピダムはガバッと起き上がり


「璽主!」


と大きな声でミシルを呼んだ。
ミシルは再び柔らかな微笑みを湛えると


「ああっ、ピダム起きたのか?久しぶりだな」


生きている頃と変わらぬ余裕のある口振りでピダムに話しかけた。
ピダムは驚きながらも嬉しそうな顔をしながら


「璽主、お久しぶりです」


「元気そうだな?ピダム」


「はい、璽主」


「璽主ではなくて…母と呼んで良いのだぞ、ピダム」


「はい、璽主…いえ…は、はぅぇ」


語尾が小さくなったピダムを見て、ミシルは高らかに笑った。


「ふっ、あーははははっ、ピダム、情けないぞ!そんなことだから中々トンマンがお前の子を身籠らないのだ!!」


そう言われたピダムは苦虫を潰したような顔をした。
隣でそれを見ていた女王は


「ピダム、お前が悪いのではない。気にするな…」

そうピダムを慰めた。
するとミシルは


「トンマン、子を為すのは一国の王の義務だ。お前は私から王の『座』を奪ったのだ。奪ったからにはその義務をきちんと果たさなければならない。違うか?」


自信たっぷりの璽主の言葉に女王はたじろぎながらもこう反論した。

「璽主、璽主のおっしゃっていることは正論です。でも子が出来るか出来ないかは『天』の領分です。まして私は『女』の王。苗床が一つしかありません。普通の王より分が悪いのですから」


ミシルは片方の眉を上げながら


「それは言い訳に過ぎんぞ、トンマン。私を見ろ!10人近くも子を為している。」


「はい、確かに」


「ならばお前にも出来る筈。苗床が悪くないと思うのなら…種子を変えてみるか?私の血を引く息子は他にもおるからな…どうだ。トンマン」


そう言ったミシルの顔は時たまピダムが見せる意地悪そうな顔にそっくりだった。
「なんてそっくりなんだ」女王は自分の顔がひきつっているのを自覚しながらも


「お断りいたします。璽主」


「トンマン、では王の義務はどうするのだ?」


「…」

言葉に詰まった女王を隣にいるピダムが心配そうに見詰めている。


「どうした、トンマン?何故、答えられない?」


そうミシルに言い寄られた女王はポツリとこう言った。


「璽主、私はピダム以外の男と閨を共にするつもりはありません」


ピダムの顔がぱっと明るくなる一方で、ミシルの表情は暗くなったように見えた。


「トンマン、私を失望されるな。お前もそこの『青い夢』を夢見る男と結局は同じ輩と言うことなのか?」


ピダムを振り返った女王の眸とピダムの眸が揺らめきながら重なった。


(ピダム…お前も…)

(陛下…貴女も…)


ピダムの限りない愛情を瞬時に受け取った女王は煌めく星ぼしの放つ光を身に纏い、ミシルに向かってその言葉を放った。


「ピダムを愛しています」


ミシルは仕方がないと言う顔をすると

「トンマン、お前の意志が固いのも知っている。だからもう何もいわない。言わないが…早く私に孫の顔を見せてくれ」


そしてピダムの方を見ながら


「『青い夢』を夢見るなら、何としてもトンマンを懐妊させろ!解ったな、ピダム」


そう言ってキッとピダムを睨み付けたと思うと、ミシルの姿はすーっと消えて無くなった。
後に残された女王とピダムは顔を見合わせて、吹き出し合った。


「ぷっ」

「ぶっ」


先に口を開いたのはピダムであった。


「陛下、やはり此処に来たのが間違いでした。申し訳ありません」


そう言って頭を垂れたピダムの頬に手を宛ながら女王は


「いいや、ピダム。久方ぶりに璽主に会えて私は嬉しかったぞ。それに…」


「それに、何ですか?陛下」


「璽主はお前を心配して。いや違うな。お前の誕生日を祝いにやって来たのだと思うぞ。今日はお前を産んだ日だからな!」


ピダムはそう言って自分を慰めてくれる女王が堪らなく愛しくなって、両手で女王の頬を包み…眸を見詰めながら


「陛下…愛しています」


そう妖艶に囁くと熱の籠った唇で女王の唇を覆った。
再びピダムが自分を抱こうとしているのを覚った女王は


「んっ、ピダム。お前の気持ちは解ったから手を離せ」


とピダムを説き伏せようとしたがピダムはミシルの『早く子を為せ』『種子を変えろ』と言う二言が頭の中でぐるぐると廻り続けて、聞く耳を持たなかった。


「陛下…陛下…」


狂ったようにピダムはその唇と、舌と、その手技で女王の体を一気に紅色に染め上げる。


「あっ、ぁぁ、ピダム…やめ…ぁっ…」


そうしてその夜、数え切れなき程のピダムからの快楽と愛情を受けながら、女王は星の褥で甘く切なく鳴き続けて…

その花の奥深くに小さな光を宿したのだった。




天上の天の川に掛かる『烏鵲橋』に佇んで、こちらを眺めていたミシルは満面の笑みを浮かべて呟いた。

「ピダム、よくやった!今度こそ、その子を私の腕に抱かせてくれ」


そう言って天の川の煌めく星屑を手に取ると女王とピダムと…そして宿ったばかりの小さな命のいる『佳穏亭』の方角に向かって、それをしゃらりと撒いたのだった。





まだ見ぬ吾子よ!

私の血を引く可愛い孫よ…

お前が悪夢を見ないように

お前が無事に産まれるように

私が此処からお前を見守っている

だから、安心して眠れ

その日まで、この世に産まれ出(いずる)その日まで…









☆最後までお読み下さり、ありがとうございましたm(__)m

璽主vs女王、舌戦まで行きませんでしたが…トンマンがピダムのことを「愛してます」宣言が出来たので良かったと思います!

そしてどうやら子どもを身籠ったようです。





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2012/07/09 (Mon) 23:01 | # | | 編集 | 返信

璽主は不滅です!

ポーラスターMちゃんへ



>テヤンさん、2度目のこんばんはですー。

再び、こんばんは~(^-^)/


>午前様にならないと調子の出ないMでーす(^^)
いやー、楽しいお話をありがとうございました。なんか、笑っちゃいました(^-^)
璽主の迫力は相変わらずですねー。
「ふっ、あーははははっ」笑い声もお変わりなく(^▽^)

流石、夜中に北の空に輝くポーラスター☆
夜の女王なんですね!
そしてミシル璽主、迫力ありましたか?


>今日たまたま友人と「璽主の豪快な笑い声が好きだーっ」と話していたのですっごくタイムリーでした。
ちなみに私は「うぁーはっはっは」と表現していたのですが…テヤンシの表現ごちになりまっす(>∇<)

豪快ながら品もあった方が璽主らしいかなと思い、最初の一文字目を『は行』にしました。


>璽主にほぼ言い負かされ、たじたじのトンマンでしたが、ピダムとお互いの気持ちを確かめ合えて、しかも今まで争いの火種になると躊躇していた子作りまでもできちゃって。
さすがは璽主ニム、影響力大!でございます。

実はこの後の話も構想中ですo(^o^)o

璽主はピダムの母上ですから…
一応、姑さんには気を使って。嫁は一歩ひかないと駄目でしょうから。
今回のトンマンは◯なのではないでしょうか?


また遊びにいらして下さいね♪
お待ちしています(^з^)-☆


2012/07/10 (Tue) 01:21 | テヤン #s6bbxX4M | URL | 編集 | 返信

テヤン様
お久しぶりです。またまたお邪魔しました。
七夕ー星の宮 とってもおもしろかったです。  !(^^)!
素晴らしい。
ナンギルが読んだらきっとノムノム喜ぶと思います。 もうすぐ渡韓されるんですよね。
ナンギルと同じ空気をマー二x2吸って、また楽しい小説書いてください。
韓国でマー二x2幸運があること祈っています。
ナンギルに会えます様に・・・

2012/07/10 (Tue) 13:54 | とん吉 #MDfqe126 | URL | 編集 | 返信

全てに感謝してo(^o^)o


とん吉様へ


>テヤン様
お久しぶりです。またまたお邪魔しました。

こんばんは~(^-^)/
お久しぶりですね♪
ご訪問&コメントありがとうございますm(__)m


>七夕ー星の宮 とってもおもしろかったです。  !(^^)!素晴らしい。
ナンギルが読んだらきっとノムノム喜ぶと思います。 

面白いと言うと「天の川」の方かしら?
七夕繋がりで似たような題名になってしまったから、紛らわしかったですね~
「天の川」はワンシーンがぱっと頭に浮かんで、あっという間に書けた作品です。
テヤン自身も書いていて、とても楽しかったです(*^^*)


>もうすぐ渡韓されるんですよね。
ナンギルと同じ空気をマー二x2吸って、また楽しい小説書いてください。
韓国でマー二x2幸運があること祈っています。
ナンギルに会えます様に・・・

そうなんです!
明日から渡韓します。
ナムギルに会いたいけれど…除隊式やってくれないし(←悲しいけど仕方ない)
会えたら神様からの贈り物ってことにしたいと思いますo(^o^)o


また、遊びにいらして下さいね♪
お待ちしています(^з^)-☆



2012/07/10 (Tue) 18:44 | テヤン #s6bbxX4M | URL | 編集 | 返信

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