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風の歌声

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拍手1000打記念リクエスト SS私のピダム 潮凪



皆様、こんばんは~(^-^)/

そして…あき様、大変長らくお待たせ致しましたm(__)m

1000打記念リクエストの『SS私のピダム 潮凪(しおなぎ)』やっと完成しました~

でも、パスワード付きのお話になってしまいました(((^_^;)ミアネヨ~


あき様のイメージに合えばよろしいのですが…

では、皆様、よろしかったらお読みになって見て下さいね~(*^^*)











潮騒の音を聴きながら夜半に…

女王は久しぶりにローマ語で書かれた「愛について」を紐解いた。

ああっ、本当に久しぶりだ。
こんな時間は徐羅伐にいたら中々取れないからな…
どれどれ…
『愛』とは己を捨てることだ…
また『愛』とは己を慈しみ、同様に他者を慈しみ…
そして…

と、一人気儘に読書に没頭している所にピダムがフラりと入って来た。


「ああっ、陛下。やっぱりお休みになっておられなかったのですね!」


「ピダム…」


女王はばつが悪そうにピダムの名を呼んだ。


「お熱があるとおっしゃるから私は今宵の伽をご辞退申しましたのに…これでは尚お体に障るではありませんか!」

と、女王の手を引いて寝台の方に導いた。
そして布団を捲ると


「さあ、陛下お休みになって下さい」

目で女王に横になるように促した。
女王は仕方がないな、と言う感じに


「解った、解った、ピダム…横になれば良いのだろう」

苦笑いをしながら寝台に上がると体を横たえた。

女王が横になるとピダムは布団をかけて、寝台の横に腰をかけた。
女王はふふふっと笑うとピダムに向かって…


「なぁ、ピダム…思い出さないか?」


「はい、陛下…それは、もしかして…ここでの事でしょうか?」


「そうだ、お前と初めてこの秘宮に来た時のことだ!」


ピダムも笑いながら…


「陛下…お熱があるのに、こんなに話していて大丈夫なのですか?」


と話を切ろうとしたが、女王は目を爛々と輝かせて昔語りを始めた。


「あの頃はお前も私もまだ若かった…」







***


公主に復権して数ヵ月した頃、ピダムを伴い新羅の各地をお忍びで廻った時のこと。

この栗浦県(蔚山)にある秘宮を最初の場所に選んだ。
王室に危機が及んだ時にこの『秘宮』はとても重要な場所になるからだ。
どのくらいの規模なのか、護りはどうなのか、前もって知っておく必要があった。

そしてピダムとの関係も一歩前に踏み込みたい。
そんな想いも交ざりながらピダムだけを連れて視察に来たのだった。

その夜、海のものを肴に酒を注しつつ、夕膳を囲んだ二人。


「ピダム…私は今まで海を見たこともないし、海にいる魚を生で食べたことがない。これが『生の魚』なのか?」


「はい、公主さま。魚は新鮮なものなら生でも食べられます。勿論、焼いたり煮たりと…それは徐羅伐でも食べられますね!」


公主は恐る恐る生の魚に箸を付けてみた。
思いきって口に入れて呑み込んだ。勿論、味わう余裕は無かった。
それを見ていたピダムはくすりっと笑うと


「公主さま、それでは美味しいか、不味いか、解らないではないですか?刺身は酒と一緒に頂くと美味しいと俺は思います。さあ、どうぞ…」

そう言うと公主の盃を酒で並々に満たした。
勿論、自分の盃にも酒を注いで、それを一気に飲み干した。

「ああっ、やっぱり上手い!」


ピダムがとびきりの笑顔をしているのを見て、公主ももう一切れ、魚を口に入れてみた。
モグモグとしている内に口の中で甘さと脂が絡み合い、何とも言えない味がした。
それを酒で流し込む。
確かに美味しいかもしれない…
公主はピダムに微笑みながら


「お前の言うことは確かだな、ピダム…酒と一緒に食べると生の魚は甘くて美味しいな」


それから酒を注しつ注されつ…
かなりの量の酒を飲み続けた結果、先に酔い潰れたのはピダムだった。
卓に突っ伏して眠るピダムを起こすのは可哀想だと公主は自分の寝室に戻り、その夜二人の間には何も進展はなかった。



翌朝、ピダムは目覚めると開口一番に叫んだ。

「俺は何てバカなんだ!折角、公主さまと二人きりの夜だったのに…酒を飲んで酔い潰れてしまうなんて…」

しかし、その日も一日中、公主の前では何時も通りに振舞い、そんな気持ちを一切見せないピダムであった。

再び、二人だけの夕膳の席についた公主とピダムは昨晩とは違い寡黙だった。

今夜こそは公主さまと閨を共にしなければ…と思うピダムと…

ピダムは私のことが好きではないのであろうか?
と全くちんぷんかんぷんなことを考えている公主と…

端から見たら可笑しな二人であった。



夕膳も終わり、食後の茶を啜りながら、そろそろ「色供」の話を切り出さなくてはと焦るピダムは普段のように朗な気持ちにはなれずに固まっていた。

今夜こそは上手く行くのだろうか?
それより俺は公主さまを満足させられるのだろうか?とピダムらしからぬ考えで頭がいっぱいになっていた。

そんなピダムの様子を伺っていた公主がピダムに向かってこう言った。


「ピダム…何を考え込んでいるんだ?お前らしくない」

口許に笑みを讃えた公主を見たピダムの心臓はばくばくと音を立てた。


「公主さま…いや、トンマン…」


ピダムはやや渇れた声で公主の名を呼ぶと、公主に近寄り、公主をそっと抱き締めた。


「あっ…ピダ、ム…」


ピダムは公主を更に強く抱き締め、その唇を奪った。
初めての『色供』とは思えないような、公主を蕩かす口付けを繰り返すと、公主の複雑な衣装を脱がし始めた。
だが、流石にそれは容易くなかった。


「公主さま、これはどのようにすれば脱がすことが出来るのですか?」


ピダムは遂にトンマンに助けを求めた。
公主は仕方ないなあと言う顔をしながらも


「ピダム…もしかしてお前も初めてなのか?」


と質問をした。
ピダムは正直に答えた。


「はい、女人と体を繋げたことは一度もありません。ですから公主さま、その…あの…」


「痛いとは聞いている」


「公主さま、ご存じなのですね?」


「いや、私も初めてなのだが…本で読んだし、色々聞いてはいる…」


ピダムはほっとした表情をしながら


「安心致しました。俺も色々聞いてきました。公主さまが少しでも気持ち良くなれるように…全力を尽くします!」


「ピダム…」


公主は恥ずかしそうに衣を脱いだ。
それを見たピダムも衣を全て脱ぎ捨てると公主を抱き上げ、寝台へ向かった。




**


真っ白な敷布の上に横たわる公主の黒髪を撫でながら、紅の唇に、細やかな首筋に…なよやかな肢体にピダムは溺れるように口付けをし、舌を這わせていた。

ぷるんと形の良い乳房を手で揉みながら、そこにも舌を這わせ…

やがて、ピダムの舌が乳白色の内腿から誰にも触れられていない蕾に届こうとしていた時、流石に恥ずかしかったのか公主は足を閉じようとした。
だが、ピダムの力に敵う訳もなく、ピダムは蕾をその長い指で掻き分けながら、その舌先を蕾の中心に割りいれた。


「ぁ、ん、ピ、ダ、…恥ずかしい」


公主は頬を真っ赤にしながら首を左右に振っている。
ピダムは両手で公主の脚を大きく開いて、桃色の花弁を愛しげに見、それを舐めながら囁く。


「トンマン、綺麗だ…」


ピダムは指と舌を使って優しく蕾の花弁を一枚一枚を解きほぐしていく。
蕾からは愛液がつーっと流れだし、ピダムはそれを口で何度も吸い上げながら、尚も優しく蕾を刺激した。
公主の口から嬌声が上がる。


「ぁ、ん、ぁっ…」


いよいよ、と言う前にピダムは公主に己の男を握らせた。


「…これがお前の…(こんなに大きいものなのか?)」


「はい、これが公主さまのここにこれから入ります。たぶん、痛いと思います。出来るだけ、体の力を抜いていて下さい」


そう言うと濃厚な口付けで公主の意識を奪い、少しずつ男を沈めていった。


「ぅ、ぁ…っ、ピダ、ム…」


公主の顔が苦痛で歪む。
男を根元まで突き入れたピダムも苦しそうな顔をしていた。


「あ、公主さま、キツくて俺…ぅ、」


ピダムは眉間に皺を寄せながら、腰を動かし始めた。
公主の負担を和らげる為にゆっくりとゆっくりと腰を揺らし、甘やかな口付けを繰り返す。


「ぁ、っ、…ん、」


最初は苦痛の為に体を強ばらせていた公主も少しずつピダムのもたらす刺激が快楽に変わっていった。
段々と腰を動かすのを速めて行くピダム。
ぴったりと体を重ねあった二人は今やお互いの呼吸と交ざり合う愛液の音しか聞こえていない。


「ぁ、ぁん、ぁ…ん、ぁ…ピダムぅ…」


「公主さま…、俺のトンマン…」


ピダムの額からは汗がポタリと滴り落ちる。
更に腰を回すように動かし、公主の内壁を擦り続けて…暫し…

公主は生まれて初めての快楽に溺れ、咲き乱れたその花は悦びで震えた。


「ぁ…」


ピダムは動きを止めて、絶頂の瞬間の公主の艶やかな表情をじっと見詰めた。

トンマン…ああっ何て淫らで綺麗なんだ。

見ているだけで行ってしまいそうなピダムであったが…気をとりなおして。
公主の柔らかな蕾に深く深く男を突き入れた。


(トンマン…トンマン…俺のトンマン…)


ピダムはやがて蕾に白く濁った精を放った。


「ぁ、ぅっ…」


ピダムはそれ以上はないほどの眩しい笑顔を公主に向けた。
公主も笑顔でそれに答えた。


「ピダム…」


「トンマン…愛している」


どちらともなく唇を寄せ合い…激しい口付けを交わす。
そして…
初めて体を繋げ終わった二人は幸せの中に漂い、打ち寄せる波の音を暫く聴いていた。


その夜、二人飽きるまで睦合い…

その情熱の赴くまま…何度も体を繋げたのだった。







***

夕日が山入端に沈む少し前に…

熱の下がった女王はピダムを伴って秘宮の近くの浜辺を歩いていた。


「陛下、お熱が下がって、ようございました」


「ああっ、お陰でお前と二人、こうやってそぞろ歩きが出来る」


女王はピダムにそう言うと微笑みかけた。


「今日は波も風も穏やかで…気持ちが良いですね!」


「そうだな、心が安らぐ」


女王は立ち止まるとピダムに近付き、懐から金の指環を取り出すとピダムの指にそれを嵌めた。


「お前にこれを渡そうとずっと思っていた」


「ですがこれは王の指環…いけません、陛下」


ピダムは眉尻を下げた。
女王はそれを他所に花のように笑うと…


「ピダム、私はお前と全てを分かち合いたい。心も…命も…全て、お前と。だから、この指環を持っていて欲しい」


「陛下…」


ピダムは女王をその胸にかき抱くと甘やかな口付けでそれに答えた。


陛下…

愛しています。この世の全てよりも…

貴女を愛しています。


例え、この身が朽ち果てようと

地獄に堕ちようと

私の全てで貴女をお護り致します。



夕日を浴びて紅色に染まる海は穏やかに波を産み…

寄せては返す波の音は二人に若かりし時の想い出を運んで来るのだった。


この『潮凪』がずっと続くように…

ずっとお前と…

ずっと貴女と…

こうして居られるように…












☆最後までお読み下さり、ありがとうございましたm(__)m

『潮凪(しおなぎ)』と言う言葉は合成語です♪

穏やかな海…寄せては返す波の音を聴きながら…

トンピが若かりし頃の思い出を振り返り、更に愛を深め合う。

幾重にも連なる波のように…

この『愛』が永遠に変わらぬようにと…

夕陽の中に二人のシルエットで『完』

影像イメージはこんな感じです(笑)




☆7月は前半が怒濤の如く過ぎた為に、明日からはあれっ?もう8月!(^_^;))) そんな感じです。

本当に早かった!

そして8月2日に、このブログも半年目を迎えることになります ←実はその日はテヤンのbirthdayだったりします(^o^ゞ


私がブログを続けて来れたのは、皆様と俳優キム・ナムギルのお陰です。

拍手1000打記念作品が書けたのも皆様が毎日このブログを訪れて下さり、拍手を沢山して頂いたからです!

本当にありがとうございますm(__)m

心より御礼申し上げます。

これからもSS&呟き他、頑張って書いて行きたいと思っていますので…応援よろしくお願い致しま~すo(^o^)o

暑い折、皆様、お体ご自愛下さいね♪




管理人テヤン








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