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SS私のピダム 水鏡


管理人、どっぷり『太陽を抱く月』に浸かってしまいました♪

キム・スヒョン君の眸と力強い台詞回しにやられてしまい~~(+o+)

完全に廃人と化しております(笑)

ファンタジーなんですが彼の台詞にリアリティがあって。。。

もう眸うるうる

私が殿下を御守り致しますって言ってしまいそうです(*^_^*)

ナム君ごめんなさい<(_ _)>

でもあくまでドラマの中の殿下に惚れたのであって…スヒョン君に恋した訳じゃないので

お許し下さい、ピダムさま、ゴヌクさま、ナムギルさまぁ~(^^ゞ


今宵お送りするのは『SS私のピダム 水鏡』色々なものを写す水の鏡…

皆さんだったら何を水鏡に写しますか?

続きをポチっとしてお読みになって下さいね~(*^^)v









月もその姿を少しづつ変え今日は朔から3日目の夜、月よりも星の光が天空で煌々と輝く晩にトンマンは縁側で一人夜空を見上げていた。

天の川に集まる小さな小さな星の煌めきさえも今夜は驚くほど良く見ることが出来た。

時々、空から星屑が毀れて、すーーっと流れては尾を引いて…あっという間に消えていく。

美しい夜空を独り占めしていたトンマンの元に、見事な黒髪を二つに束ね、鈍色の衣を着た背のすらりと高い若者がやって来た。


「ずっとそうして空を見上げているおつもりですか?」


トンマンは声の主である若者の方を振り返って


「ああ、ウム来たのか…」


ピダムとの間に儲けた息子ウムであった。ウムは静かに頷きながら


「はい、母上。それにしても今宵は星が一層輝いて見えますね」


「月がまだ細いからな…こうしていると手で捕まえられそうだ!」


トンマンは手を高く上げると星を掴む真似をしてみた。


「ふふっ…ところでウム。お前、何を大事そうに持っているのだ?」


手に持っている盥(たらい)のことを質問されたウムはにっこり笑いながらこう言った。


「はい。母上の首が痛くならないように、私が星を取って差し上げようと思いまして…」


トンマンは首を捻りながらこう言った。


「星を取るのか?今、その盥の中にか?ウム?」


ピダムにそっくりな笑顔を母トンマンに向けながら


「はい、母上。ここに星を閉じ込めようと思っています」


「…水盤にか…」


「はい、此処に少しの間だけですが…」


「そうか……なぁ、ウムよ…星を取るという言葉を聞いて私はピダムを…いや、お前の父上のことを思い出した」


「父上…のことをですか?」


「ああっ、そうだ。ウム…お前に少し父上の話をしようかと。…どうだ、聞いてくれるか?」


ウムは母トンマンを見ながら「はい、是非に」と返事をした。

そうしてトンマンは眸を輝かせながら昔語りを嬉しそうに始めたのだった。





***

仁康殿の女王の部屋で毎夜行われる政務報告の折りに、ウォルチョン大師から届けられた手紙をピダムが女王の元に持参した。
女王は手紙を受けとると、書かれた内容に目を通した。
そこにはこの一月(ひとつき)の内に西の夜空に多くの流れ星が出現するかもしれないとそう書かれてあった。


「ピダム…ウォルチョン大師がこの一月の内に何やら流れ星が沢山降ると言って来た」


「はい、陛下」


いたく冷静なピダムの様子を見た女王は


「ピダム…お前、驚かないのか?」


ピダムは神妙な面持ちで


「日食の日時を言い当てたウォルチョン大師ですから流れ星、いえ、流星群についても流れる日時が解るかもしれないと思いまして…それに…」


「それに…なんだ、ピダム?」


「はい、陛下。昔、私が幼い頃、師匠である国仙ムンノ公と旅をしていた時にたまたまですが見たことが御座います」


「見たことがある?流星群をか?…それはどんな感じだった?綺麗だったか?」


せっつく女王が可笑しくて、ピダムはクスッと笑いながら


「綺麗でした。思わず声が出るほどに…」


「そんなに綺麗なのか…冷静なお前が声を上がるほどにか?」


「はい、それはもう夢のように…」


女王は羨ましそうな目でピダムをじっと見詰めている。ピダムは女王に向かってにこやかに笑いながら


「ご覧になれますよ!陛下…あのウォルチョン大師が計算されたのですから」


そう言い、女王はその言葉に頷きながら


「そうだな。きっと見られる筈だ。見られるに違いない。ああっ、そうだ、ピダム!」


「はい、陛下」


「今日から見張りを立てて流星群を監視させろ!流れ始めたら直ぐに私に報告させるように…」


ピダムは片方の口の端を上げながら


「既に配置致しております。陛下がそうおっしゃると思いまして…」



そう言って頭を下げた。


「流石、鬼の司量部令殿。仕事が早い」


女王はそう言うとふふふっと声を出して笑った。
ピダムは顔を上げながら、自らも声を出して笑い…


「お褒め頂いたと…思って宜しいのでしょうか?陛下?」


そう言うと卓の上にある少し冷めたお茶を飲み干した。


「勿論だ、ピダム。お前は有能で…臣下にしておくのが勿体無いほど…」


ピダムが「それ以上はなりません」と言う風に首を横に振ったので…女王はそこで言葉を濁して…


「あ、うん。それで、ピダム…もう一杯お茶をどうだ!」


ピダムは笑いを堪えてこう返事をした。


「はい、陛下頂きます」


ピダムは2杯目のお茶を飲み干すと、次の書類を取り出してそれを読み始めた。
政務報告はその夜は、和やかな雰囲気の中で遅くまで続けられたのだった。





***

それから20日余りが過ぎても流星群がやって来る兆しは全く無かった。
そんなある夜、痺れを切らせた女王はピダムを蓮池に呼び出した。
女王はいつものように蓮池に向かって一人ぼんやりと風に当たっていた。


今宵は月がやけに明るく見える。
これでは星が流れても見つけ難いかもしれぬな…

秋風がさらりと吹いては女王の髪飾りとトゥリゲの音を微かに鳴らして通り過ぎて行く…


見れば、渡り廊下を足音も立てずにピダムが女王の元に近づいて行く。
ピダムの姿が見えるとお付きの女官たちはスッーと姿を消した。


「陛下、お待たせいたしました」


女王はピダムの方を向きながら


「いや、先ほど来たばかりだ」


「如何なされましたか?星が流れたと言う知らせはまだ聞いておりませんが…」


「そうだな。残念なことに知らせはない。知らせはないが…」


そう言って女王が幾分悲しそうに笑った様子を見たピダムは


「では陛下…私が代わりに陛下に星を取って差し上げましょう!」


ピダムは女王にゆっくりと近づいて


「陛下…私の眸をじっとご覧になって下さいませんか?」


そう言うとどんどんと顔を女王に近づけて、鼻先がぶつかりそうになった。


「ピ、ピダム…」


確かにお前の黒水晶の眸の中に沢山の輝きがあって…吸い込まれそうに綺麗だ…ピダム…


ピダムはそのまま女王を抱きしめると唇に唇を重ねて…吸い上げた。
暫し蓮池の上で恋人の時間(とき)を過ごし…


熱い想いを込めたその唇が離されると今度は女王が


「では、私もお前に星を取ってやる。この池と言う鏡で…どうだ、ピダム」


ピダムは池を覗き込むと


「陛下、お気持ちは有難いのですがご覧になって下さい」


女王は蓮池を覗き込んだ。するとそこには月の姿はあれど星の姿は映っていなかった。


「あっ、」


「残念なことですが星の煌めきではこの地上には降りて来られないようですね!月ほどに大きな輝きでないと無理…なようです」


女王が再び残念そうな顔をしたので


「陛下、良いでは御座いませんか?人の世もまた天の星と同じ。陛下のように神国全てに遍く光を送らねばならない方もいらっしゃれば…家の中で夫と子どもに小さな光を与えている女人がいる。この池は王の為に作られた池なのですから。陛下が写っていればそれで宜しいのではないかと…私は思います」


「ピダム…お前は優しいな…」


「陛下、そんなお顔は陛下にはお似合いになりません。ですから…神国の為に…いいえ、私の為に笑って下さい。貴女さまの笑顔は私にとっての『光』なのですから」


女王は気を取り直すと、ピダムにむかって花のように艶やかに笑って見せた。
蓮池に夏に咲く蓮の花よりの尚艶やかに…
ピダムはそんな女王の頬にそっと手を伸ばして、美しく花開いた女王の顔(かんばせ)を両の手で閉じ込めると


「陛下…私の愛する…(トンマナ)」


「ピダム…」


二人がその身と心を抱きしめあった瞬間、西の空に星が流れ始めた。




***


夜空を見上げたウムが叫んだ!


「母上、あそこに…」


「あっ、」


西の空に流れ星が光の糸を引きながら地上に落ちていくのが見られた
流れ星を見た為か、満面の笑顔を浮かべる母トンマンの顔を久しぶりに見たウムは


「父上がきっと願いを叶えて下さったのですね?」


そう言って母の方を見るとトンマンは目を擦りながら…


「ああ、確かにそうかもしれないな…そうかもしれない。そしてウム…お前は」


「はい、何でしょうか?」


何を言われるのかわくわくしながら目を輝かせているウムを見て、トンマンはクスッと笑いながら


「ふふっ、ウム、お前は姿格好はピダムに、父上にそっくりなのに。中身は私に似通っている」


「はい?えっ?何ですか、母上?」


「だからお前はやはりこの母の子に違いないっと言ったのだ!」


何を言われたのか解らずに目をパチクリしているウムが若かりし頃のピダムの姿に重なって、トンマンはほんの少しの間、幸せだった思い出の中に浸った。



盥や池の水鏡よりも…ウム、お前こそが母にとっての水鏡に違いない。

お前がいてくれるお陰で母はどれだけ救われているか…

ウム、ありがとう…

そしてピダム…ピダム…

お前は私の『心』と言う水鏡の中で変わることなく生き続けている

これからもずっと変わらずに…

ピダム…私はお前を愛し続けることだろう









☆最後までお読みくださり、ありがとうございました<(_ _)>

管理人、初めて知ったのですが…『下さい』と言うのは何かを貰う時だけに使う漢字で…

それ以外はひらがなの『ください』を使わなければいけないそうです。

『失笑する』も違う風に解釈していたし…知らないって怖いですね~

正しい日本語って難しいなぁって思いました(^^ゞ


そして。。。劇中の流星群の出現確率を当時計算出来たかどうかは不明です。

あくまで管理人の妄想なので、お許し下さいね~(^-^ゞ


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Comment - 3

ミン

へぇへぇへぇ・・・・(笑)

下さいはミンもなんも考えずに全部下さいで変換してました。
PCは変換機能がついているのでつい漢字に変えてしまいますよね~

言葉って難しいですよね(@_@;)


又いろいろ教えてくださいね(●^o^●)

2012/09/22(Sat) 19:21

Edit | Reply | 

テヤン

あはっ(^^ゞお恥ずかしい。。。


ミンさんへ


こんばんは~(^o^)丿
返信遅くなりました、ごめんなさいね~

> 下さいはミンもなんも考えずに全部下さいで変換してました。
PCは変換機能がついているのでつい漢字に変えてしまいますよね~

そうなんですよね~
私も何も知らずにバンバン使っていましたし、多分これからも使っちゃうかも。いえ、使うでしょう(笑)
もしかしたら未だに解らずに間違って使っている言葉沢山ある気がして来て…
そう考えるとちょっぴり怖いですが(^^ゞ


> 言葉って難しいですよね(@_@;)

本当にそう思います(?_?)
毎日が勉強ですね♪


> 又いろいろ教えてくださいね(●^o^●)

こちらこそ、よろしくお願いしま~す(^_-)-☆
コメントありがとうございました♪


2012/09/23(Sun) 22:15

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2012/09/23(Sun) 23:32

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