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SSS私のピダム 除夜の鐘の音(ね)
皆さ~ん、明けましておめでとうございま~す(^-^)/

昨年は色々お世話になりました。

本年もどうぞよろしくお願い致します

と、新年のご挨拶も済んだので…


新年早々、緊急企画!

トンマン&ピダムによる初夢SSをお送り致しま~す



続きをポチッとしてお読み下さいね~(^з^)-☆



「ピダム…今年ももう少しで終わりだな」


「はい、陛下…」


除夜の鐘の音が仁康殿の執務室で未だ終わらぬ新年の人事について話し合う二人の耳にも届き始めた。





人の煩悩の数を表す108つの鐘の音。
ピダムがポツリと本音を漏らす。


「ああっ、やっぱり終わりませんでしたね!」


そう言って残念そうな顔をするピダムに


「やっぱり?…ピダム、お前最初から終わらないと踏んでいたのか?」


と言う女王の言葉に、顔をひきつらせて『しまった!』と言う表情になったピダムが…


「あ、いえ、そうではなくて…」


「そうではない?じゃあ、どうだったら良かったんだ?ピダム…」


「…陛下…」


ピダムは眉尻を下げながら椅子から立ち上がると


「陛下…もう止めにしましょう!」


突然のピダムの強気の発言に驚いた女王は


「な、何を突然言い出すんだ、ピダム…」


「もう、嫌になったんです。陛下…」


ピダムの『嫌になった』と言う言葉に女王の顔から血の気が引いた。


「ピダム…お前…」


目の前が真っ暗になって…今にも泣き出しそうになった女王にピダムが…


「だから陛下…仕事はもう止めて、こうしましょう!」


ピダムは女王を後ろから思い切り抱き締めると女王の柔らかな耳朶を口に含んでペロリと舌で嘗めた。


「ぁっ、ん、ピダム…女官たちの目の前で何をする!」


ピダムはお構いなしで舌を女王の首筋に這わせながら、囁くようにこう言った。


「陛下…ここの女官たちはもうこんなことには慣れっこになってますからご心配なさりませんように…」


鼻先でふふっと笑うと女王の顔の前に周り込んで唇に唇を充てて、優しい口付けをした。
そして


「だから…陛下…そろそろ閨に参りませんか。仕事は少し早く起きれば間に合うことではありませんか?ね、陛下…」


そう言って満面の笑顔を湛えるピダムに釣られて女王は無意識の内に首を縦に振っていた。




***

「母上…は、はうえ…」


そう言ってウム(霪)がうたた寝しているトンマンの肩を揺さぶっている。
トンマンはピダムとの幸せな夢の中にいて…
その夢の続きに身も心も置いて置きたいと切に願っていた。
だが…夢は夢…
息子ウムがうたた寝している母親が風邪を引かないようにと気遣って、起こそうとしている声に呼び起こされて…


「ぁ、ん…ウムか…どうか、したのか?」


呂律が回らないトンマンであったが


「母上、そんなところで何も掛けずに寝ていたら風邪を引きますよ!」


「ああ、すまなかった」


そう言って椅子から立ち上がったトンマンの耳に新年を告げる除夜の鐘の音が聴こえてきた。
するとウムがピダムに良く似た顔で


「母上、年も改まりましたね!明けましておめでとうございます」


と、やはりピダムに良く似た声で新年の挨拶をした。
ウムの姿にピダムの面影を重ねながらも…
しっかりとウムの真っ黒な眸を見詰めて母トンマンはにこやかに返事をした。


「おめでとう、ウム」


「ところで母上?先ほどはどんな夢をご覧になっていらっしゃったのですか?」


トンマンは『何故、そんな質問をするのか?』と不思議そうな顔をしてウムを見た。


「何故、そんなことを聞くんだ?ウム」


するとウムはにっこり笑いながら


「いえ、母上があまりに幸せそうなお顔をされていらっしゃいましたので」


トンマンは「そうか」と一言だけ言うと除夜の鐘の音に耳を傾けた。


ピダム…
お前とこうして除夜の鐘の音を聴いたのはついこの間のように思えるのに…

ピダム…
お前は一体どこにいるんだ?



そんな母の姿を見詰めるウム。
その母の胸に去来するものが何なのかをウムは理解しているつもりだった。

母の望みの全ても…

その望みを叶えることは出来ずとも、母を守れるのは今や自分しかこの世にいないのだと…

今も胸の奥深くに生きる偉大な『父』ピダムに再び誓いを立てるのだった。


父上…






続く。





☆最後までお読み頂き、ありがとーございましたm(__)m

本年もどうぞよろしくお願い致しま~す

素敵な初夢になることを祈ってo(^o^)o


管理人テヤン




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Comment - 4

うさこ ̄(=∵=) ̄

初春

新春のお慶びを申し上げます。

元日テヤン様はご実家とか、ゆっくりとおくつろぎのことと思います。

新年のお楽しみナムギルさんはもう目の前ですね…


今年もテヤン様のつきることないナムギルさん物語を ̄(=∵=) ̄とても楽しみにお待ちいたしております。

そしてうさこを、いえ皆様をもっともっとトキメかせて下さいませ…



それでは、本年もよろしくお願い申し上げます。



 ̄(=∵=) ̄

2013/01/01(Tue) 15:03

Edit | Reply | 

亜細亜

『続く』……だ!

テヤン様、明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
新年早速のウム君ストーリー、わーいわーい、おねだりした甲斐があったというもんです。ウム君はわかってるんですね、新羅から遠く離れ、わずかな供だけで倭の地に落ち延びた寂しい母の、その身を守り、心を慰めるのは自分しかいないと! カッコイイ……。きっと倭には伽耶系移民、百済系移民、新羅系移民といて、決してのんきに暮らせるということではないと思うんですよね。新羅の元女王が身を隠して暮らすのはかなり厳しいことなんではないかと想像しています。だからこそ、父に似た頼もしい息子が傍にいてくれることが、どれだけトンマンの慰めになっていることか(もう亜細亜涙目…)。きっと武術の腕もピカイチで、容姿もすぐれ、近隣の娘たちにキャアキャア言われていることだろうと思いますが、しっかりトンマンを守ってあげてほしいと思います。
ラストは『続く』でしたね……フフフ…楽しみにしています。今年もどうぞお体に気をつけて、素敵なお話で亜細亜を悶えさせてくださいませ!

2013/01/02(Wed) 20:27

Edit | Reply | 

テヤン

本年も…m(__)m

 ̄(=∵=) ̄さんへ


真夜中にこんばんは~(^-^)/
返信遅れてます(^_^ゞ

> 新春のお慶びを申し上げます。

明けましておめでとうございます♪
本年もよろしくお願い申し上げますm(__)m


> 元日テヤン様はご実家とか、ゆっくりとおくつろぎのことと思います。
新年のお楽しみナムギルさんはもう目の前ですね…

年末は自分の実家、昨日は主人の実家と…実家巡り?をして。
ホントの意味で『ゆっくり』出来たのは昨日の夕方からでした(笑)

ナム君のファンミまでもう殆ど日が無くなってしまいました(((^^;)
色々と焦っております(笑)


> 今年もテヤン様のつきることないナムギルさん物語を ̄(=∵=) ̄とても楽しみにお待ちいたしております。
そしてうさこを、いえ皆様をもっともっとトキメかせて下さいませ…

てへっ(^_^ゞ
ピダム(ナム君へのe-51)への愛情がある限り…この想いを貫き通したいと思っています。
勿論、ゴヌクやカンム…そしてご本人への愛も書き綴って行きたいですねぇ~
『トキメキ』に関しては、ここを訪れて下さる方のお心次第なのでは?
皆さんがどのくらい『ピダム(ナム君)』を愛しているかで…
その受ける印象も変わって来るのではないでしょうか?(笑)←他力本願?

書き手も読み手もナム君への愛を叫ぶ…そんなブログを作れると良いなぁ~って思います♪


> それでは、本年もよろしくお願い申し上げます。

こちらこそよろしくお願い申し上げますm(__)m
ご訪問&コメントありがとーございました♪

 ̄(=∵=) ̄さんのように『自由』『そして心の赴くままに』更には『言葉の色彩』を巧みに使ってSSを書けたら…
とても羨ましく思っていますよ♪

ではでは失礼致します(^o^)/~~

2013/01/03(Thu) 04:31

Edit | Reply | 

テヤン

はーい!『続き』ますよ♪

亜細亜さんへ


真夜中にこんばんは~(^-^)/

> テヤン様、明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。

明けましておめでとうございます♪
本年もよろしくお願い申し上げますm(__)m


> 新年早速のウム君ストーリー、わーいわーい、おねだりした甲斐があったというもんです。

そーよぉ~(^ー^)
亜細亜ちゃんがおねだりするから(笑)
ってな訳も、なきにしもあらずですが…急に思い立って書いたら、あっという間に書けてしまった…そんな作品が『除夜の鐘の音』です(*^^*)


>ウム君はわかってるんですね、新羅から遠く離れ、わずかな供だけで倭の地に落ち延びた寂しい母の、その身を守り、心を慰めるのは自分しかいないと! カッコイイ……。
きっと倭には伽耶系移民、百済系移民、新羅系移民といて、決してのんきに暮らせるということではないと思うんですよね。
新羅の元女王が身を隠して暮らすのはかなり厳しいことなんではないかと想像しています。
だからこそ、父に似た頼もしい息子が傍にいてくれることが、どれだけトンマンの慰めになっていることか(もう亜細亜涙目…)。

そうですね~
色々と考えているのは間違いないと思います(^o^)v
元新羅の女王が身を隠すのは大変だったのか?
うーん、日本には滅亡した朝鮮半島の国の王族、豪族たちが沢山渡来したのは間違いないでしょうから…
何とかなったんじゃないかと…大和朝廷側も見て見ぬふりは多少なりともあったのではないでしょうか?
万葉集も朝鮮語読みすると意味の解らない部分も紐解けると解説してる本もあるように…親交は深かったですから。
しかも今の日本語は百済の言葉が元になってるとか言う説があるくらい、日本と朝鮮半島の国は今よりももっと近い国だったかも。

と言うか…そこまで考えてなかった(笑)


>きっと武術の腕もピカイチで、容姿もすぐれ、近隣の娘たちにキャアキャア言われていることだろうと思いますが、しっかりトンマンを守ってあげてほしいと思います。

近隣の娘たちのアイドルですかぁ~(((^^;)
いや、おばさんたちにも人気抜群に違いない(笑)
なんせ、ピダムに似てるのではなく…ピダムにそっくりだから当然です!(設定はナム君二役)
あんな男が近くにいたら…眺めるだけでも◎


> ラストは『続く』でしたね……フフフ…楽しみにしています。
今年もどうぞお体に気をつけて、素敵なお話で亜細亜を悶えさせてくださいませ!

はーい、確かに『続く』になってました(((^^;)
ただ、年末から今日までスマホし過ぎて…目が…ウサギちゃんになってます(笑)
それを除けば至って健康体(^o^)v
剣客商売もお休みにつき、体力有り余ってま~す。
でも、もう明後日から復帰迫ってますが…
その翌日はファンミ、その次も。
12日までは落ち着きませんが…それ以降、頑張りたいと思っています♪
それまでは『ナムギル祭り』につき、ご容赦下さいますようにm(__)m

コメントありがとーございましたm(__)m
また、遊びにいらして下さいね~♪



2013/01/03(Thu) 05:08

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