スポンサーサイト

 --,-- --:--
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

SSS私のピダム 初春の暁刻 (はつはるのあかつきどき)

 09,2013 22:20
皆さん、こんばんは~(^_^)/

『ナムギル祭り』真っ只中!

もう何も手につかなくなるでしょうから(笑)

テヤンは先週このSSを書いて置きました(^-^)v

『除夜の鐘の音』の続編♪

そして5000打記念のリクエストSSの前振りでもあるんですよ~

あまりに時間が掛かりそうなので『予告編』と思って下さると助かりますm(__)m

管理人は朝のピダムとのまったりtimeが好き見たいです(笑)

少し?イヤらしい描写がありますので…それでも大丈夫な方は続きをぽちっとしてお読みになって下さいね~♪





年が改まった初春の暁刻(はつはるのあかつきどき)
将に元旦。
女王はピダムの温かな腕の中で何時ものように目覚めると…
黒曜石の眸を輝かせて愛しい男が自分の顔をじっと見詰めているのに出会した(でくわした)


「ぅん、ピダ、ム?」


「おはようございます。陛下」


「おはよう、ピダム。いつから、そうして?」


ピダムはにっこりと笑うと


「朝日が昇る少し前からです」


女王は驚いたように


「そんなに早くから起きていたのか?」


「はい、陛下…」


そう甘美な声音で溌剌と返事をしたピダム。
女王は年を重ねてもいつまでも変わらずに若々しく元気なピダムの姿を見て微笑ましく思うのだった。
自分のことを目を細めて見詰める女王にピダムが


「まだ、やりかけの仕事を残していたので気になってしまって…」


そう付け加えたピダムの顔が…
既に『凍れる美貌の』と人々から冠される、剣の刃(やいば)のように鋭く研ぎ澄まされ、金剛石(ダイアモンド)の光よりも煌めきを放つ艶のある司量部令ピダムの顔に変貌した。
女王は年々重みを増すその地位に相応しい責任感と男としての矜持を強めて行くピダムを頼もしく思い、また、その美しさを愛で…二人きりで過ごす間はピダムを頼り甘えきっていた。
しかし、ピダムはあくまで臣下であり、自分は神国の女王たる身。
新年からそれではいけないと思った女王は


「そうだな…ピダム。早く支度をして仕事に取り掛からないと…」


そう言って寝台から起き上がろうとした女王の腕をピダムの長い指ががっしりと掴んだ。
女王は思わず口から「あっ」と小さな声を漏らした。
その様子を黒曜石の眸でじっと見詰めるピダム。
そうして新年早々から片方の口の端を上げてニヤリと笑うと


「陛下…お支度は既に扉の向こうに全て整っております。後で私がお手伝い申し上げます。ですから…」


女王はピダムが口の端を上げた、その時の言葉にはいつも何故だか逆らえず…
今も何を言われるのか、そう考えるだけで胸がドキドキとして目眩がしそうになった。
先ほどの決心を鈍らせたくない女王であったが…
ピダムの顔をちらりと見ながらこう言ってみた。


「ですから…何だ?ピダム…まさか…」


ピダムは締まりのない顔を一層綻ばせながら


「はい、陛下…そのまさかをしようかと…」


「いや、ピダム…ほら、時間もあまりないことだし…」


頬を真っ赤に染めて恥ずかしそうにうつ向く女王の耳元にピダムは唇をピタリと寄せて


「陛下…新年からつれないことをおっしゃっらないで下さい。ほら、私の胸の鼓動がこんなに…」


そう言って掴んだままの女王の手を自分の懐に差し入れて


「ドクンドクンと、ほらこのように。どんどんと速さを増しているのがお分かりになりますか?陛下…」


朝日を浴びてキラキラと煌めく悪戯っ子のようなその眸が遥かな昔のまだ傍若無人だった頃のピダムを彷彿させた。
あの頃のままに自分をこんなにも求めてくれる目の前の男が愛しくなって…
女王はそのままピダムの胸に顔を埋めた。

そっと腕をピダムの背中に伸ばして…
そのままピダムを抱き締める。
ピダムの体温と匂いとを肌で感じてから…
すーっと胸いっぱいにピダムの香りを吸い込んで…ふーっと吐き出す。
それから顔を上げてピダムの眸を覗き込みながら


「ピダム…お前は変わらずに温かいな…それに良い香りがする」


「陛下…」


ピダムの長い指が女王の頬にそっと触れ、首筋から後頭部へと移動していく。
息が掛かる程に互いの顔が近付くと…
そっと唇と唇が重なる。
この世に二人きりと思えるほどに激しく舌を絡め…
目の前の愛する人を求め、愛しさに泪が出そうなほどに心が震える。

自分の舌先に絡まるピダムの滑らかな舌。
その舌使いにあっという間に虜になって…花が開き始める。


ああ、幸せだ…
このままずっとこうしていたい。


地平線から顔を覗かせた太陽は空に駆け昇り、光を燦々と寝台に降り注ぎ始めた。


重い黄金細工の王冠を枕元の小箱に仕舞ったまま…
美しくも妖しい神の化身のような男の腕に抱かれる暁瞬(ぎょうしゅん)
私は果てしなく淫らな一人の女となる。

この神国に君臨する王と言う足枷から逃れて…


ぁ、ん、ぁぁ…ぅ…ぁ…


ピダムの手が私の背中を撫で…
ピダムの舌が私の胸を…腹を這いながら移動していく。
そうしてピダムが与える快楽に私の綻び始めた花が臼桃色に染まって行く。


ぁ、ピダム…




**


「初春のお慶びを申し上げ奉ります。陛下…」


「ああ、ピダム…」


緋色の唐衣を羽織り、黄金色に燦然と輝く王冠を戴いた女王に恭しくピダムが新年の挨拶をした。
と、そこへ上大等ヨンチュン公とチュンチュが揃ってやって来たと女官が女王に告げた。
女王は頷くと女官に目で承諾の意を現した。

扉がカラリと開くと二人が恭しい態度で女王の前に進み出る。
女王に頭を垂れるとヨンチュンが新年の挨拶をする。


「陛下…新春のお慶びをお祝い申し上げます。陛下の御代が磐石でありますように…このヨンチュン微力ながらお手伝い致したく存じ上げます」


チュンチュの刺すような視線が女王とピダムを射抜く。


ピダム、お前は何故こんなに早い時間からここにいるのだ!
王族とは言え、反逆者の息子の分際で…


見れば陛下の雰囲気が今朝は自棄に艶かしく感じる?
ピダム…そなた朝から陛下と…

陛下…それほどまでにその男がお好きなのですか?


チュンチュの顔が一瞬険しくなった。
だが、その後はそれをおくびにも出さずに仁康殿を後にした。
一人残ったピダムも女王と最後の打ち合わせをすると暇乞いをする。


「それでは陛下…後程便殿でお待ち申し上げております」


そう言って女王に向かって爽やかに微笑んだ。
女王もにっこりと笑ってピダムを送り出す。


端から見れば夫婦にしか見えない二人。
この二人の結び付きを大きく揺さぶる事件がもうすぐ起ころうとしていることを…
この時、二人は知る由もなかった。



初春の光が女王とピダムの上にも…
神国と呼ばれる土地全てとそこに住まう人々の上にもあまねく降り注ぐ…

『女王の御代』が平和であるようにと…
司量部へと向かう足を止めてふっと空を見上げたピダムは…
蒼天に燦然と輝く太陽に向かって心の中で祈りを捧げるのだった。





続く。



☆最後までお読み下さり、ありがとーございましたm(__)m
この続き…なるべく早く書けると良いのですが(^_^ゞ

生ナムギル君に悶え過ぎて…何も浮かばないんです(O.O;)
しくしくしく(ToT)







スポンサーサイト

Comment - 4

2013.01.11
Fri
02:21

七緒 #Wa8vY8KE

URL

こんばんわ~☆

「愛しさに泪が出そうなほどに心が震える」

そうなんです・・・ピダムを・・・ナム君を見ていると
こんな感情に押し流されそうになります・・・

♪愛しさと せつなさと 心強さと♪ なんて^_^;
だいぶ古い・・・(笑) トシがわかってしまう・・・(泣)

今回も素敵なお話をありがとうございました☆

生ナム君に悶えてるテヤンさん・・・なんて可愛いらしいの~(*^_^*)

編集 | 返信 | 
2013.01.11
Fri
05:09

うさこ ̄(=∵=) ̄ #HuG4J.mM

URL

早朝の訪問者…

おはようございます

お話拝読いたしました。

新春の二人の平和…でもないかな(笑)
がよかったです。

後書きのナムギルさんイベントの余韻の中のテヤン様が可愛いです(笑)





 ̄(=∵=) ̄

編集 | 返信 | 
2013.01.12
Sat
05:35

テヤン #r2uX/xb.

URL

おはよーございます(^-^)/

七緒さんへ


おはよーございます(^-^)/

> 「愛しさに泪が出そうなほどに心が震える」
そうなんです・・・ピダムを・・・ナム君を見ていると
こんな感情に押し流されそうになります・・・

『初春の暁刻』をお読み頂き、ありがとーございましたm(__)m
愛しい人を心に思うだけで…ぽっと心の中に温かな灯りが点る。
その小さな焔を大切に大切にしながら…ピダムの腕の中で幸せを噛み締めたい。
そんな女王の想いは私たちナムペン全ての想いでもありますよねぇ~
ナムギル君がかつてGil storyで蝋燭の焔の記事を上げてくれたことがありました。
それをイメージしながら…このコメントを書いております。


>♪愛しさと せつなさと 心強さと♪ なんて^_^;
だいぶ古い・・・(笑) トシがわかってしまう・・・(泣)

うーん、懐かしいですね♪
たぶん、七緒さんと私…同じ学年になるのかもしれませんよ(^_^ゞ


> 今回も素敵なお話をありがとうございました☆
生ナム君に悶えてるテヤンさん・・・なんて可愛いらしいの~(*^_^*)

長い間『幻ナム君(ピダム)』に悶え続けて…
今は『生ナム君』に悶えております(笑)
ピダムに恋して早3年♪
時は流れるように去り…本日はファンミfinalとなりました(^-^)v

コメントありがとーございますm(__)m
それでは本日もファンミレポ頑張りたいと思います!

また、遊びにいらして下さいね~(^з^)-☆



編集 | 返信 | 
2013.01.12
Sat
05:59

テヤン #r2uX/xb.

URL

浅い眠りから覚めて♪

 ̄(=∵=) ̄さんへ


> おはようございます

おはよーございます(^-^)/


> お話拝読いたしました。
新春の二人の平和…でもないかな(笑)
がよかったです。

『初春の暁刻』をお読み頂き、ありがとーございましたm(__)m
新春幕開けは『閨』と言うよりは『朝のまったりtime』と名付けたい…
テヤンの最も好きなピダムとの一時を描いて見ました!
まだ、この時は平和で幸せ満載って感じですねぇ~(^-^)v


> 後書きのナムギルさんイベントの余韻の中のテヤン様が可愛いです(笑)

また、その余韻が本日から延びることになりそうです(笑)
ドキドキが止まらず…今朝も目覚めるの早!
このままでは途中で睡魔に襲われそうなので…少し眠ります(*^^*)


コメントありがとーございましたm(__)m
また、遊びにいらして下さいね~
お待ちしております(^з^)-☆


編集 | 返信 | 

Latest Posts

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。