祝☆1周年御礼 SS私のピダム 雪月夜
皆さん、こんばんは~(^o^)/

『瓢箪から駒』のように…
勢いで始めてしまったblog『風の歌声』もいよいよ2年目を迎えます♪

キム・ナムギルさんが大好きで…
ナムギルさんが演じた『善徳女王』のピダムが大好きで…
『大好きだ~』と言う気持ちだけでここまでやって来てしまいました(^o^ゞ
良く続いてるなぁ~って自分でも感心してる今日この頃(笑)
私一人では恐らく途中で暗礁に乗り上げていたでしょう

『風の歌声』と言う小さな帆船が再び出港した港に寄港出来たのは、一重に皆さんの熱~い応援のお陰です♪
本当にありがとうございますm(__)m

来年も再び港に戻って来られますように…
と、そう願わずにはいられません(*^^*)
どうぞ皆さん、これからもよろしくお願い致しま~す


さてさて、今宵お送りする『SS私のピダム 雪月夜』は本来なら『パスワード』を付けなければいけない嫌らしい表現が含まれています!
1周年記念作品なのでパスワードを外してあります♪
お嫌いな方は観覧をお控え下さい。
そんなの大丈夫よ♪な方は続きをポチっとしてお読みになって下さいね~(^з^)-☆




夜空に輝く丸い月。
一年でもっとも月が大きく見えるという『小正月』の夜の満月。
夜も大分更けた頃、高楼に登り煌々とした光を地上に降り注いでいる大きな月を眺める物好きな者たちがいた。
広大な神国を統べる麗しの女王とその情人である司量部令ピダム。
二人の影は一つに重なって微動だにしない。
厚手の綿入りの着物を何重にも着こんだと言うより体に巻き付けた女王を薄着のピダムが後ろからしっかりと抱き抱えて…
夜のキンと冷え込んだ空気から王を護っているように見える。

軒下には幾つのも氷柱が張り出し見渡す限りの全てが白い雪に覆われた季節。
乳白色の月の明かりと降り積もった雪明かりが眼下にある宮廷内の建物をほんのりと照らし出している。
幽玄の世界の如く二人の他に動くものは無く、辺りはひっそりと静まりかえっている。

極寒の中で暫く黙って月を眺めていた二人だったが…
天上界からたった今この地へ舞い降りて来た冬の女神白姫のような美貌の女王が白い息を吐きながら口を開いた。


「ピダム…やはり流石に寒いな…」


「はい、陛下…誠に…」


ピダムの吐き出す息も白い。


「丈夫なお前と言えど風邪を引いてしまうぞ。ピダム…この綿入りの着物の中にお前も一緒に入れ。その方がお前も私もきっともっと温かいに違いない」


そう言ってにっこりと笑った女王に命ぜられるままにピダムは女王と一緒に綿入りの着物の中にすっぽりとくるまった。
冷気に長く晒された為か…普段は温かいピダムの身体は酷く冷たくなっていた。
そんなピダムの冷えた身体を温めようと女王はピダムの手を取ると息をはぁと吹き掛けてごしごしと手で擦り始めた。


「陛下…」


「何だ?ピダム」


懸命にピダムの手と自分の手を擦り合わせる女王。
ピダムは女王の気持ちが嬉しかった。
いつもの晩のように閨に籠り女王との濃密な交合に寄ってその身も心をも分かち合い男としての欲望を満たすことが至福の時であることには違いなかったが…
こうして凍える程の寒さの中でこの世で唯一人求める女人と二人きりで空に輝く月を眺めるのも又、幸せなことなのだと心の底から思うことが出来た。


「陛下…温かいです」


女王は不思議そうな顔をして


「こんなに冷えているのに何が温かいんだ、ピダム?」


「はい、陛下。確かに手先は冷えているかもしれませんが…その、陛下のお気持ちが嬉しくて…お側にこうしていられることが嬉しくて…」


ピダムはそう言うと女王を背後からぎゅっと抱き締めた。


「嬉し過ぎて『心』がぽっと温かくなったのです、陛下…」


女王は楽しそうにふふふっと笑うと


「ピダム…今宵はまるで詩人だな!月の光を浴び過ぎたせいか?」


ピダムも笑いながら


「そうかもしれません…と言いたいところですが…違います、陛下…」


「違うのか?ピダム」


「はい」


ピダムはそのままここで女王を抱き潰したい衝動に駆られた。
女王の言う『月の光』に惑わされたのかどうかは自分では解らなかったが…
女王の細やかな首筋に唇を充てるとそこを軽く吸い上げた。
「ぁ、、」と女王が密やかな嬌声を上げる。
その秘めやかな声がしんと静まり返った空気を微かに振動させる。
夏の頃ならばこの場でその声はどんどんと大きなものになって行ったであろうに…
身を凍らせるほどの極寒の中では到底それ以上のことを女王に求めるほどピダムは馬鹿ではない。
女王の耳元にピダムは唇をぴたりと添えるとその甘美な声音で囁いた。


「陛下…そろそろ御寝所に戻りませんか?」


女王は首を左右に振りながらピダムの胸に甘えるように身体を預けて


「ピダム…もう少しだけ。もう少しだけここでお前と二人で月を眺めていたい。駄目か?」


そう言って上目遣いでピダムをじっと見詰めた。
茶水晶の眸がゆらゆらと揺れてピダムの情欲を余計に誘う。
ピダムは生唾をごくりと呑み込んで


「陛下…では、少しだけ…ほんの少しだけなら…」


「うん、ピダム…」


自分に全てを預けて珍しく子どものように甘える女王の可愛らしさにピダムの心の臓はばくばくと音を立て…
血潮が身体中を駆け巡る。


陛下…可愛らしくて…艶やかで…
そして何と残酷なお方なのか…
未だに男と言うものを解っていらっしゃらない。
いつまでも少女のように清らかな心と無邪気なその仕草…
それがどんなに私の欲望という名の油に火を注いでいるのか解って居られない。
政(まつりごと)に関わる時の貴女さまとはまるきり違う…


女王の首元に息が掛かる程に近付いて空を見上げるピダム。
そのピダムに背中を預けて空を見上げる女王。


ピダム…
私が望むのはお前一人。
婚姻もせず中途半端な立場にお前を立たせる私を許して欲しい。
政(まつりごと)でも…そして二人きりでいる時にさえ私はお前に無理を強いている。
だがピダム…それでも私はお前を側に置いておきたい。
いいや、お前に側にいて欲しいと願っている。
こうして背中を預けてとくとくと脈打つお前の鼓動を聞いている内に気持ちが自然と落ち着いて…
丸い月の光とお前の身体から伝わる熱とで…
どんなに凍てついた心も悩みも苦しみも溶けて行く。
ピダム…幸せだ。


女王はうっとりと夢うつつな表情でピダムの名を呼んだ。


「ピダム…」


「はい、陛下…」


「ピダム…」


「どうなされたのですか?先ほどから私の顔を見ては笑っていらっしゃいます」


女王は花のように艶やかに微笑むと


「幸せだからだ、ピダム。お前とこうして二人きりで月を眺めていられることが幸せなのだ!そう思う私は可笑しいか?」


「いいえ、陛下…、いいえ…」


ピダムはそう言うと女王の細やかな身体をそっと抱き締めた。
豪奢な女王の正装に隠されたそれはあまりにか細く…背負う責任はあまりに重い。

ピダムは思うのだった。
この先も…己の命の続く限りこの女人(ひと)を支えて行こうと…
ほんの少しの間、夜空に輝く乳白色の月を見ていたいと願う愛する女人の小さな我が儘なぞ我が儘の内に入らない。
寧ろ、普段からもっと自分を頼り、愚痴の一つも聞かせて欲しいと。


突然、北風に乗って白いものがちらほらと舞い落ちて来た。
満月に雪…風花が舞い降りる。


「ピダム、綺麗だな!だが風が吹くと尚一層寒く感じる」


「はい、陛下…」


「そろそろ寝所に戻るとしようか?ピダム」


そう言って女王が笑った。


「はい、陛下…そう致しましょう」


「ピダム…嬉しいか?」


「はい、それは勿論のこと」


片方の口の端を上げてピダムがニヤリと笑う。


高楼から仁康殿までの道すがらピダムは積もった雪で女王が足を滑らせないようにと一歩先に進みながら女王に手を差し伸べている。
ピダムの手をぎゅっと掴んで身体を支える女王。
眸を合わせ微笑みを交わす二人。

月明かりに照らし出された二人の影はゆらゆらと揺らめき笑っているようにも見えて…
二人の道行きは凍結した雪の為にしずしずと亀の歩みの如く…
そのぎごちなさがまるで初夜を迎えた夫婦のように初々しく愛らしく…
満月に見守られ、真っ白な風花がまるで二人を祝福する花風吹のように更々と舞い続けている。






寝台の隅に腰掛けながら、盥に張られた湯に足を浸している女王。
女王の足元に跪ずいたピダムが女王の足にそっと湯を掛けながら


「陛下…少しは温まりましたか?」


「ああ、ピダム」


「では、私の膝の上に足をお乗せ下さい。代わりに左足をお入れになって下さい」


ピダムは膝の上に乗せられた足の水気を布でそっと拭き取ると湯に入れられた左足に湯を掛け始めた。
そうして両足を温め終わるとピダムは右足と同じように左足を布で拭いた。
右足と同じように左足を床に置いてくれると思っていた女王はピダムのされるがままにしていたが…
ピダムは己の膝の上にある左足の内腿を突然指の腹ですーっと撫で上げた。


「ぁ…」


女王は堪らず声を上げる。
ピダムは女王の両足を手で押さえると舌を内腿に走らせあっという間に女王の秘処に到達しようとしていた。


「ピダム…明かりを消せ!」


「陛下…今更何を恥ずかしがるのですか?」


「ピ、ダム…ぅ、ぁ…」


指で花弁を拡げられ…
花芯に舌を射し入れられた女王はそれ以上の言葉を告ぐことが出来なかった。
女王はピダムの頭を愛しそうに掻き抱くとピダムの愛撫を受け入れるべく、脚を左右に大きく開いた。


「…陛下…」


高楼からずっと今までその激情を押さえに押さえていたピダムの与える快楽は凄まじく…
ピダムの舌遣いと手技に寄って女王の花芯は喜びに震えあっという間に桃色に染まって行く。
ぱっくりと割れた女王の花芯からはこんこんと蜜が溢れ出し…
ピダムの身体と心を絡め取ろうと甘い香りを漂わせている。


ぁん、ピ、ダぅ…ぁぁ…ぅ、ぁ…


ピダムは執拗以上に女王の花芯を攻め続けた。
自分の眼下で蠢くピダムの舌をじっと見詰めていた女王は視覚と感覚が重なり合い、そのあまりの強い刺激に我慢が出来ず腰を引こうとしたがピダムがそれを許さず…
その内に花芯の内膜がきゅうきゅうと収縮し始めたのを感じたピダムは一度舌を抜き去った。

女王をそのままそっと寝台に寝かせるとピダムはパジの紐を緩めて男を取り出した。
女王に甘やかな口付けを施すと身体中の血液が凝縮して固く反り立ったそれを握り蜜を絡めながら一気に花芯に挿入するのだった。
クチュっとした卑猥な音を立てながら根元まで男を呑み込んだ花芯。
ピダムは内膜を擦り上げるように腰を揺らし始めた。


ぅ、ぁぁ、ピ、ダム…ぅ、ぁぁ、はぁ、ん…


女王はピダムにしがみつき、長い脚をピダムの腰に絡めた。
ピダムをより深く感じる為に…


ギシギシと寝台が軋み、互いの最も敏感な部分を擦り合う度に愛液が交ざり合う音が木霊する。

やがて体の奥の方がふわりと温かくなると蕩けるような快楽が女王に訪れた。
女王の花芯がきゅっと収縮すると女王は急にくたりとなって動きを止めた。
視線が宙を舞い、息が荒い。

ピダムは男を食い千切るように締め付ける女王の花芯に酔った。
『絶頂』に酔いながらも女王の最も淫らな瞬間の表情を真上から見下ろしている。


降る雪の如くに美しく…
人を惑わす満月の光よりも艶やかに…
私を惹き付けて止まない


ピダムは女王のぽってりした唇を己の唇で覆うと息も止まるような濃厚な口付けで女王を再び高みへと誘い、再び腰を動かし始めるピダム。

何度も男根を出しては突き入れて…
女王の両膝に腕を掛けながら幾度も花芯の最奥を穿ち…
やがて己の息が上がる頃にやっと白く濁った精を花芯の中に解き放った。




寝台に微睡むように横たわる女王がピダムの頬にそっと手を充てながら


「ピダム…」


「陛下…」


その手に自分の手を添えて愛しそうに唇を充てるピダム。
女王はピダムに寄り添うように近付いてピダムの眸を覗き込むと


「ピダム…お前が愛しくて堪らない。愛している。お前を愛している」


「陛下…」


ピダムは女王の愛の告白に目を大きく見開いてそれきり言葉を紡げずにいる。
そんな純粋な心を未だに持ち続けるピダムが更に愛しく思った女王は手をついて起き上がるとピダムの上に覆い被さり、ピダムのその美しく端正な顔に口付けの嵐を降らせた。


ピダム…愛している。お前を愛している。


女王の羽のような優しい口付けはピダムの身も心をも空の上へと誘い(いざない)…
ピダムはその名の通り曇に乗った仏の化身と為る。
その内にピダムの唇と女王の唇が自然と重なり合い…
再び身体を重ね心を重ねる二人。


風花舞う満月の宵。
寒さも何処かに行ってしまったかのように…
二人の横たわる褥には『愛』と言う名の花が開く。


「ぁぁぁ、ピダム…温かくて…」


「温かいのは陛下…貴女の…」



雪月夜…
雪を眺めようか、月を眺めようか…
それともお前と二人で閨で微睡もうか…
私のような女をずっと好きでいてくれる物好きなお前だから…
きっと何も言わずに側にいてくれるに違いない。

だがピダム…
真っ白な雪よりも美しい満月よりも…
私はお前を眺めていたい。
お前の横でお前のそばで…
ずっと近くで…お前の息が掛かる程近くで…
お前のはにかんだ笑顔をそのしなやかで美しい姿を眺めながら
暗闇の中でも低く響く甘美な声音に酔いしれたい。

ピダム…お前を愛している。
お前を愛しているから…


月だけが知る私の真心…
夜にだけ咲く私の…













☆最後までお読み下り、ありがとーございましたm(__)m
この冬…『雪』のお話を一つも書いていないことに気が付いた管理人(((・・;)
本当なら『春待ち』のお話を書く季節なのに『雪』のお話をどうしても書きたくて…書いてしまいました(^o^ゞ

お話の中でピダムがトンマンの足を洗うシーンは…あれですよ!ソルォン公がミシル璽主の足を洗う色っぽいシーン…あれを真似て見ました(*^^*)

1周年記念もエロ&LOVEな作品になっちゃいましたけど…
これが書きたくて始めたblogなので…これからもこの路線は変えずにやり通しまッス(笑)
ピダムが暗闇の向こうで手を叩いて笑ってるのが見えます♪
そして陛下も…恐らく…

それでは皆さん、これからも末長くトンピをナムギルさんを応援して行きましょうね(^o^)v
おーっ♪




管理人テヤン


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Comment 2

しょこたん

一周年おめでとうございます!

テヤンさん、こんばんは!
一周年おめでとうございます☆☆☆
「雪月夜」すごくきれいなお話で感動しました。
私は雪の中で男性を見ると(現代においては主にスキー場)いつもより何倍も素敵に感じてしまうたちなので、お話の中に吸い込まれてしまいました(^-^)美しい二人に憧れます。
これからも、美しく官能的な小説、期待してます(^-^)本当にテヤンさん、素晴らしいです♪

2013/03/03(Sun) 21:39

Edit | Reply | 

テヤン

ありがとーございます(^o^)/

しょこたんさんへ


> テヤンさん、こんばんは!
一周年おめでとうございます☆☆☆

こんばんは~(^o^)/
わ~ぉ、公主さまお久しぶりですねぇ~
お元気でいらっしゃいましたかぁ?


> 「雪月夜」すごくきれいなお話で感動しました。
私は雪の中で男性を見ると(現代においては主にスキー場)いつもより何倍も素敵に感じてしまうたちなので、お話の中に吸い込まれてしまいました(^-^)
美しい二人に憧れます。

『雪月夜』お読み頂き、ありがとーございますm(__)m
なになに…雪の中でナムジャを見ると数倍も素敵に見える!
そーなんですかぁ~(((^_^;)
なーんて、テヤンもそう思いますです、ハイ(^o^)v
うん、そーだ現代版でナムギル君にスキー場で滑って貰うのも良いかもしれな~い。
と又、妄想しちゃいました♪

雪の中のトンピは美しく…でも、綿入りの着物の下ではイチャイチャしてます(笑)
尚、憧れちゃうかなぁ~(^o^ゞ
ピダムとまったりしながら満月見られたら…むふふっ


> これからも、美しく官能的な小説、期待してます(^-^)
本当にテヤンさん、素晴らしいです♪

『美しく官能的』キョーーー(O.O;)(oo;)
こうやってデーンと文字にされちゃうとちょい恥ずかしいかも(笑)
ゼーゼーハーハー==3 ←恥ずかしいから走って来ました!
と言いつつも…ピダム(ナム君)LOVEがある限り…初心貫徹あるのみ(^o^)v
これからもエロ&LOVEで頑張って走り続けたいと思います。
時々、ずるして座り込んでるかもしれないけど(^o^ゞ
その辺で見かけたら竿の先にナム君の写真ぶら下げて走らせて下さいね~

コメントありがとーございましたm(__)m
また、遊びにいらして下さいね~v-22



2013/03/05(Tue) 00:32

Edit | Reply | 

What's new?