風の歌声

ピダム&男前を愛する管理人の萌えブログです♪

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SS私のピダム 道行き3


今回の雨も凄かったですね~

道路が冠水している所があったようですし。

じめじめしているので暑いんだか寒いんだか、とても微妙な感じです。

そして朝ドラ「善徳女王」のウリピダムは今日、明日とお休みです(ToT)



あっ、また忘れる所でした(((・・;)

この間、新大久保を訪れた時に「仁寺洞」と言うお店の2階に「トゥリゲ(金のイヤリング)」のレプリカが飾ってあるのを発見しました!!!

友人たちは韓服を見るのに夢中だったので、解らなかったと思いますが管理人は一人でキャーーーって(心の中で)叫んでおりました(笑)

また見に行きたいなぁと思っています(*^^*)

もし行かれる方がいらっしゃいましたら階段を上がった左側の棚にありますので、ご覧になって見て下さいね♪


では「道行き」の続きをどうぞ。少し短いですm(__)m









日の光が部屋に射し込み、辺りが明るくなっても女王は寝台に横たわったまま、ピダムと野山を馬に乗って駆け回る夢の中にいた。

馬と一体になって、風を切って走れば周りの風景は時が止まったように見える。

ピダムが手を差し出している。

その手にもう少しで届こうとした時に…


「トンマナ…」

何処からか自分を呼ぶ声が聴こえる。

まだ、起きたくはなかったが…あまりに優しい声音で呼ばれた為に、仕方なく眼を開けると…そこには夢の中と同じ黒曜石の瞳があった。


「ピダ…ム…」


「はい、陛下」


「私はまだ夢の中にいるのか?」


その言葉を聞いたピダムは口元を緩めてだらしなく笑いながら


「夢の中でも私と一緒にいたのですか?」


それを聞いた女王はやっと自分がどういう状況にいるのかを理解した。

女王の乱れた髪を手で直しながらピダムは更にこう続けた。

「陛下、とても嬉しいです。それでしたら、今日はこのままずっとこうしていませんか?」


「なっ、ピダム!お前、何を言っているんだ!!!」

と目を見開いている女王の身体を引き寄せて、背中を撫でながら首筋に舌を這わせながらピダムは


「お嫌でしたか?」

と、けろっと言って見せた。


「ピ…ピダム!」

女王はあまりの気恥ずかしさから布団を被って寝台の隅に陣取った。

ピダムはクスクス笑いながら下衣を履き、上衣を引っ掛けると戸の外に用意されていた朝膳を卓の上に運び置き、水差しを取ると茶器に水を注ぎ喉を潤した。

それから髪紐を口で挟みながら己の髪を手で寄せ集めて結んだ。

ざっくりと寄せられた髪が何時ものきっちりと結った髪を見慣れている者には違和感を感じる程に野性味溢れるピダムの姿がそこにあった。

女王は布団の隙間からしっかりピダムの様子を伺っている。

ピダムはピダムで女王がそうしているのを解っていたので、わざと知らないふりをしていた。

女王が下衣を着けて、いざ上衣を羽織って衿を袷ようとほんの少し下を向いた瞬間をピダムは逃さなかった。

素早く女王に近付くと顎を掴み、いきなり口を塞いだ。

女王は思わず「あっ」と小さな声を上げた。

両手で女王の首筋やら背中やらを撫でながら、口付けの角度を少しずつ変えて、舌で口中を撫で回し、そうして女王が蕩ける程の口付けをした後でピダムはもう一度さっきの提案をして見た。


「陛下、今日は一日中、身に何も纏わずに私と閨で過ごしませんか?」

女王の下肢は既に疼きピダムの申し出を断る理由はなかったが…それでは女王としての威厳が損なわれると思った女王は


「朝膳を食べて、一度身支度を整えるなら考えても良い」

と答えた。

ピダムは再びクスクスッと笑いながら女王の朝の身支度を手伝った。

ピダムが女王の髪を櫛梳る手元が鏡に写るのを見ながら、女王はピダムの才能を羨んだ。

顔も身体も頭脳も身のこなしに至るまで抜きん出ているのに、手先の器用さもその身に合わせ持っているなんて…

ピダムの母があのミシルなのだと言うことをこんな時に思い知らされる。

何代もの王に仕え、その王からの寵愛を受けたミシル。

そして己もまたそのピダムを他の誰よりも側に置き、心の拠り所にしている。

もしかしたらミシルを愛した王たちも同じ想いをしたのではないかと思わずにはいられない。

其ほどにピダムと言う男には不思議な魅力があるのだ。

鏡越しに女王がピダムを見ているのが分かるとピダムは女王に満面の笑顔で答えた。


「陛下、何をそんなに熱心に私を見ているのですか?」

女王はまさか自分がミシルのことを考えていたとも言えず、然りとてピダムが羨ましいとも言えず答えに窮した。

ピダムはそんな女王の様子を面白そうに見ている。

女王がどう出るのか、今か今かとその時を待っていた。


「ピダム…此所は宮殿ではない。此処にいる間はお前の無礼な行いも多目に見よう…替わりに此処にいる間はお前は私に常に色を供し続けろ。但し、身体ではなく心にもと言う意味だ。それは忘れるでない」

女王はそう言うと朝膳の用意された卓の前まで進み出てピダムに椅子を引けと目で合図した。

ピダムは想像以上の答えを女王から導き出したことを嬉しく思い、女王の言うがままに椅子を引き、女王が椅子に座ると自らも卓の前に座った。

少し遅めの朝膳を女王とピダムは宮殿では考えられないような打ち解けた雰囲気の中で歓談しながら済ませると、ピダムが女王に


「陛下、折角ですから少し外を歩きませんか?」


「ピダム、今日は一日閨で過ごすのではないのか?」


「はい、陛下。この屋敷の中は私にとっては何処もかしこも閨と呼んで差し支えありませんから」

そう言ったピダムの顔はこの上なく自信に満ちていた。

一日中、室内で過ごすのだと思っていた女王は沓を履いていなかったので、ピダムは箪笥の上に置いてあった女王の沓を手に取ると女王の足元に跪いた。

己の膝に折れそうに細い女王の足を乗せて沓を履かせる。

ピダムの優雅な振る舞いを女王は愛しそうに上から見下ろしている。

そうして沓を履いた足が床に下ろされるとピダムは女王の目の前に手を差し出した。

女王はピダムの手に己の手をそっと乗せた。

ピダムはその手を握って女王を椅子から立ち上がらせると、ゆっくりと女王の手を引いて歩き出した。




☆最後までお読み下さりありがとうございました<(_ _)>

サブタイトルの「道行き」ですが…浄瑠璃や歌舞伎では、主として男女が連れだって旅行する場面。駆け落ちや心中などが多い。とされているので、それを想像された方もいらっしゃるかもしれませんが…

このお話の「道行き」は道を行くこと。旅をすること。もっと言えばハネムーン。の意味で書いています。

宮殿にいるとできないことをトンピに色々してもらおうかと…

なんせ宮殿にはお邪魔虫が沢山いますからね~~(笑)


それと最後の方にピダムがトンマンに沓を履かせるシーン。

新羅の建物事情だと沓は何時も履いているんだと思うんですが…

(あのピダムがトンマンを寝かしつけるシーンもトンは沓を脱いでから寝台に上がってると思うんです。違うかな?)

でも今回はピダムにどーしてもトンに沓を履かせて欲しかった(←管理人の希望)

だって…「赤と黒」でゴヌクがジェインに自分の靴を履かせるシーン、あれ良いなあ~って思いませんでしたか?(「最高の愛」でも同じようなシーンありました)

愛する男の膝に自分の足を乗せて(いえ、実際には出来ない足だけど)沓を履かせて貰う。

トンの細ーい足なら是非見てみたい。

それでちょっと無理して入れてしまいました。なので、大目に見てやって下さい<(_ _)>


「道行き」まだ続きますので最後までよろしくお願いします(^з^)-☆


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タグ:善徳女王二次小説 キム・ナムギル ピダム 赤と黒

Comment

沓(または足)への思いいれ

テヤン様、こんにちは!

韓国では「男性が女性に靴をはかせる」ことに、
何か特別な意味でもあるのでしょうかね?
「冬ソナ」にもあったようなシーンが「赤と黒」にも出てきたとき、結構驚きました。
(そういえばこの2つの作品は同じ方が関わっているのでしたっけ。すると、韓国の人のこだわりではなく、監督のこだわりなのか?)

「足を洗う」という行為も「善徳」と「ソドンヨ」に出てきました。結局、「足を出す」というのは、無防備な姿を相手にさらせる、そんな二人の関係を表現しているのかな、などと、このSSを読んで思ってしまいました。

2012/05/04 (Fri) 10:53 | midorin #PDrP5gew | URL | 編集 | 返信

沓で心も包む…のかも。

midorin様へ


こんにちは(^o^)/

コメントありがとうございますm(__)m


> 韓国では「男性が女性に靴をはかせる」ことに、何か特別な意味でもあるのでしょうかね?

んんっ、テヤンも解りませんが、彼方のカップルは日本よりもラブラブな感じなので、より親密に見せる演出なんですかね?
そういえば時代劇の中で男女が沓を贈り合うこと、結構ありましたね。


> 「冬ソナ」にもあったようなシーンが「赤と黒」にも出てきたとき、結構驚きました。

そうなんですね!
テヤン、実は「冬ソナ」全て通しては見てないので(^-^ゞ
知りませんでした。
「最高の愛」にも出て来るので、何かしら意味があるのでしょうか?
何方か知っていたら教えて下さーいm(__)m



> 「足を洗う」という行為も「善徳」と「ソドンヨ」に出てきました。結局、「足を出す」というのは、無防備な姿を相手にさらせる、そんな二人の関係を表現しているのかな、などと、このSSを読んで思ってしまいました。

無防備な関係=命を預けられる ってことですよね!

管理人的には危ない関係を匂わせる、ミシルとソルォンのようにちょっとエロさが滲み出る。そんな感じにしたかったのですが…
陛下の透明感が強い為にエロくはならない気がします。
だから良いのだと思います。
ピダムが鼻血出し過ぎて死なない為にも(笑)
管理人の所のトンピは相思相愛なので「ソドンヨ」のあのカップルに負けない位に頑張って貰おうと思っています。


また遊びにいらして下さいねー♪
ありがとうございました(^з^)-☆


2012/05/04 (Fri) 13:19 | テヤン #vbu/5PMA | URL | 編集 | 返信

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2012/09/17 (Mon) 00:29 | # | | 編集 | 返信

ミアネヨ~<(_ _)>


Iさんへ

> おら、びっくりしただ!(゜Д゜)
TOP絵がかわってて!
やっべ、違うとこクリックしたかも!と…焦りました;

ミアネヨ~<(_ _)>
今夜UPした『SS私のピダム 秋夕』に合わせてテンプレを変えるつもりだったので。。。
申し訳ありませんでした。


> お話感想~
朝からラブ満開ですねvv^ρ^)野生味溢れるピダム…好きぃー
ムンノと育った頃のピダム好きー野生児大好きーv
まぁ、ナムギルさんが演じるから
それがまたいいんでしょうけどっ!

お話の感想を頂けるのって中々ないんで嬉しいです(#^.^#)
ピダム=ナム君!!!うんうんうん(^_^)v
野性児。。。あれは素に近いナム君かも。
ちょっと茶目っ気あって、女の子をからかって楽しむ。


> 靴をはかせるなんて…お姫様みたーい(*^_^*)
ぁ、トンマンは姫か・・あ、女王でした。

良いっすよね~ピダムに靴(沓)履かせて貰うの(#^.^#)
でも、あれはやっぱりヨウォンさんのように足が細ーーくないと絵にならないかも。
私は駄目だわ~(笑)

2012/09/17 (Mon) 01:32 | テヤン #- | URL | 編集 | 返信

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