皆さん、こんにちは♪
梅雨と共にやって来た『永遠の桃~三生三世』BSでの初放送!!
そして管理人のまさかの『霜花の姫~香蜜が咲かせし愛』への鞍替え?に、このまま連載はストップしちゃうの~(>д<*)と心配されてる方。
大丈夫ですよ~(*TーT)b
昨晩、夜中にこそっと桃花見たら、やっぱり夜華ちゃんloveでいる自分がいたので(笑)
これからも張り切って、ニューフェイス焼き鳥殿下と共に夜華ちゃん愛を謳って行こうと思っとります!

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学園ものと、どっちにしようか悩んだ末←すぐ悩む(笑)
今回はlove優先のこちらに致しました♪

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待ちに待った嬉し恥ずかし狐狸洞へのハネムーン♪
出発前夜まですったもんだはあったものの…
無事に天宮南天門から出立した天族太子並びに太子妃一行は青丘目指して快適な空の旅を満喫していた。
御忍びならば騰雲の術を使って、あっという間に到達してしまう距離を結婚のお披露目と翼界付近の視察も兼ね、ゆるゆると、かなりの時間を掛けながらゆっくりと進んで行く。
この隙間時間とも言える道行きを…
天宮に於いて日々多忙を極める夜華はこれ幸いと、愛して止まない新妻の手を嬉しそうに握ると
「浅浅、やっとこの日が訪れたのだな!」
「夜華ったら大袈裟なんだから」
ちらりと夜華を見てクスッと笑った白浅を夜華はその漆黒の眸でじっと見詰めながら
「確かに大袈裟だが…自分の思い通りに願いが叶うことなど、そう滅多にあるものではない。だから…」
白浅が言葉を被せるように
「だから、嬉し過ぎて太子殿下は人目も気にしないと仰りたいのかしら?」
そう言って微笑んだ白浅の手を夜華はきゅっと握ってから体をピタリと寄せると
「ああ、いけないか?一生に一度のハネムーンなのだぞ!」
「そうね、貴方の気持ちは良くわかるわ。いつも冷静沈着な貴方がまるで少年のようにはしゃいでいるんですもの」
「当然だ!私はこう見えて、神仙の中ではまだまだ若い方なのだからな!浅浅、そなたもいつぞやそう言っていたではないか…」
白浅は口に手を充てて笑いを押し殺しながら
「ええ、ええ、夜華ぁ、確かにそう言ったのを覚えているわ。貴方は若いけれど東華帝君のように落ち着き払ってるって」
「でも、今は見る影もないと…そなたの眸が語っているが…。こんなことで、そわそわしてしまう若造が夫では不満か?」
首を左右に振りながら白浅が
「いいえ、貴方は若いのにいつも感情を抱え込んでばかりいるから。今日のように想いを素直に口に出してくれた方が私としては嬉しいし…年齢相応に振る舞う貴方がいつもよりずーっと愛しく思えて来るから不思議ね!」
妻の言葉に目をきらきら耀かせる夜華
「浅浅…いつの間にそんな世辞が言えるようになったのだ?」
「あら、世辞だなんて。ほんとのことを言ってるだけよ」
「浅浅…本当か?」
一段と深みを増す夜華の声にハッとして夜華を上目遣いでじっと観察する白浅
「夜華ぁ、まさかと思うけど、今、ここで私に口付けするつもりでいる?」
「つもりではなく…」
そう言って己を抱き寄せようとする夜華の腕の中からスルリと逃げる白浅
「あら、ダメよ、夜華ぁ。直ぐ後ろには阿離たちがいるのよ」
「ああ、知ってる」
「知ってて、どうして?息子や三叔たちに見せ付けるつもりなの?」
「いや、そう言うつもりではないが…」
「つもりでなくても、そうなるわ。夜華ぁ、お願いだから、夜まで待って。ね、貴方の念願の狐狸洞までもう少しなのだから!」
そう愛しき新妻に両手を合わせて拝まれてしまった夜華は小さく溜め息をつくと
「どうせなら、そなたと二人で訪れたかった」
そうボソッと呟いたのだった。


**
九重天へと嫁いだ元東荒女帝、狐帝の一人娘である白浅が里帰りをすると言う噂を何処から聞き付けたのか…
青丘の民たちは天界一と謳われる美貌の太子妃とその夫となった天族太子夜華の麗しき姿を一目見ようとぞくぞくと狐狸洞の入り口付近に集まり始めていた。
狐帝一家も愛娘夫婦を出迎える為に洞窟の前に既に勢揃いしていたが、民たちはお構いなしに大きな声で噂話に華を咲かせている。
『白浅さまはお元気だろうか?』
『ああ、当然だろ!聞くところに因ると太子殿下の御寵愛を一身に受けて、実は既にお二人の間には御子までいると言う噂だ』
『私もそう聞いたわ。しかもその太子夜華さま、かなりの男前だそうね!』
『天界の女仙たちは太子さまに嫁ぐのが夢だとか…』
『わかるわ。前に太子さまが青丘にいらした頃、市場で拝見したことがあるけど、素敵だったもの』
『戦いに出れば百戦百勝の太子さまだ。あの御方が天君に即位されたら、四海八荒の末長い平安は約束されたようなものだな』
『ああ、全くだ。末は安泰だな』
『そう言えば、白浅さまは前に一度天族皇子の某と破談になったことがあったじゃろ?わしはもう嫁入り出来んかと心配して居ったんじゃよ』
『ええ、そんなこともあったわね。だから余計にお幸せな御様子を何としてもこの目で拝見して安心したいわ』

と、そこへ午後の傾き始めた太陽と共に太子一行が姿を現すと集まった民たちから歓声とどよめきが沸き上がった。
「おおっ、凄い人気だな!」
隣にいる白真にそう語りかける白奕
「ええ、当然と言えば当然。封印が解け暴走する東皇鐘を己の元神を使って再び封印し、死んだと思われていた若き天族太子が、その三年後、無妄海の棺の中から甦って、そして今日ここへやって来る。そんな話を聞いたら、夜華の姿を拝めるだけでも民に取っては大変名誉なこと。そうでなくとも、あれほど見目麗しい二人が並んで立っているのを見れば誰しも興奮しますよ」
そうさらりと言って退ける白真に白奕は追い打ちを掛けるように
「まあ、そうに違いない。だがな、一人だけなら、そなたも負けはしない。未だに結婚もせず、その美しい顔は全く持って宝の持ち腐れと言えような!」
「二兄、こんな目出度き日にも嫌みですか?」
「おお、四弟、済まぬ済まぬ、ついな…」
兄弟でそんな会話を交わしている内に夜華たちの後ろから阿離がさっと飛び出し一目散に狐帝とその夫人目掛けて駆け寄った。
「お祖父さま~、お祖母さま~、阿離が参りました」
天宮での慇懃無礼で大人びた態度とは打って変わって、祖父である狐帝の腹の辺りにパフンと顔を沈めた可愛らしい阿離の姿に狐帝も夫人も青丘の民たちも既にメロメロになっている。
「おおっ、阿離も来たのか!」
「まああ、阿離いらっしゃい。こちらへ来てお祖母さまにも顔を見せておくれ」
「お祖父さま、お久しぶりです」
顔を上げてにこりと微笑む孫の頭を優しく撫でる狐帝
「おおっ、相変わらず可愛いことだ!」
「ええ、ええ、ほんとに。誰に似たのか…」
続いて両腕を広げて己を待ち構えている祖母の胸の中に飛び込む阿離
「お祖母さま、お会いしたかったです」
「阿離、私もよ」
阿離と両親たちの感動の再会を近くに立って黙って見詰めている白浅と夜華
主役の座を阿離に取られてしまったが、両親や民たちの熱い眼差しから逃れられたことをこれ幸いと肩の力を抜く二人。
両親と兄二人に挨拶を済ませるとさっさと狐狸洞の奥へと歩き去ってしまった。


「浅浅、良いのか?」
歩きながら、そう新妻に語りかける夜華に

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「良いのよ。あのまま彼処にいたら、何時まで経っても中に入って来れなかったわよ!」
両手を腰に充てて力説する白浅
「何故だ?本当はもっときちんと挨拶をせねばならんのではないか?」
「父母も青丘の民たちも阿離がいるから大丈夫よ。父母は阿離にメロメロだし、民たちも私たちを見るより、噂の子どもを見られたのだから満足するに決まってるわ。それにここは九天でもなければ天宮でもないわ。堅苦しい挨拶もなければ、取り立てて厳しい掟もない青丘なのだもの」
「…そうは聞いてはいるが…流石に…」
そう言って考え込む夜華に畳み込むように白浅が
「あら、だって、前に貴方がここへ移り住んで来た時は特別、私の両親に挨拶も何もなかったじゃないの?」
「まあ、確かにそう言われて見ればそうだが…」
ぽんと夜華の肩を軽く叩くと
「夜華ぁ、ここの人たちは素面でいる時は上神の誇りで心の奥底に眠る本心を自制してるけど…でもね、お酒を飲むと…」
「飲むと、どうなると?」
「蜘蛛の糸のようにしつこく絡んで来るから…」
夜華は眉間に皺を寄せながら
「詰まり、その時が来るまで、こちらから敢えて絡みに行くことはないと、そう言いたいのか?」
白浅は頷きながら
「ええ、そうよ、その時は必ず来るから…今から覚悟して置いた方が良いと思うわ!」
白浅の答えを聞いた夜華は
「今宵はお預けと言うことなのか…」
と再びボソッと呟いたのだった。

第4夜へ続く。



☆最後までお読み下さり、ありがとうございました(*- -)(*_ _)ペコリ
今回ちょっと短くて、しかも少しお笑い系?
第2夜から読み返して見ると殆ど進んでません(笑)
移動中のよもやまさかの空中キスとか…
そのまま双修とか←『霜花の姫』に出て来た、所謂ラブすることです♪ウシシッ
二人きりなら、そんなラブシーンも有りだったかもしれません。
そう考えるとお邪魔虫たちがほんとに邪魔ですね~(爆)
可哀想な夜華ちゃん( 。゚Д゚。)


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